当事務所のよくある質問

【前科と資格】  介護福祉士の試験を受ける予定ですが,私には,迷惑条例違反での罰金前科があります。前科があれば,試験に合格しても,資格をとることはできないのでしょうか?

2013年7月30日

介護福祉士の欠格事由は,「禁錮以上の刑に処せられ,その執行を終わり,又は執行を受けることがなくなった日から起算して2年を経過しないとき」(社会福祉士及び介護福祉士法3条2号)となっていますので,罰金刑の前科があっても,資格取得には問題が生じません。
 その他公務員等の多くの資格でも,禁錮以上の前科が欠格事由とされていますが,医療系資格では,より厳格な資格制限が規定されています。
 医師(医師法4条3号),歯科医師(歯科医師法4条3号),薬剤師(薬剤師法5条3号),保健師・助産師・看護師・准看護士(保健師助産師看護師法9条1号)については,それぞれ,「罰金以上の刑に処せられた者」については,「免許を与えないことがある。」と規定されています。「免許を与えない」という規定ではなく,「与えないことがある。」にとどまっているので,場合によっては,罰金前科があっても免許を与えることはあるということです。具体的対応は,各許認可庁の運用実態によることとなります。
 とはいえ,少なくとも,不利益に扱われてもやむを得ないこととなるので,医療系のお仕事に就かれている方は,罰金といえども前科がつかないよう,注意された方がよさそうです。




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