当事務所のよくある質問

【公務員による犯罪と懲戒処分】  私は国家公務員ですが,ATM機の脇に財布が置き忘れられているのを見かけ,出来心でその財布を自分のカバンに入れてしまいました。数歩離れた所で,財布の持ち主らしき人物から「財布がありませんでしたか?」と尋ねられましたが,自分のしたことがばれるのが怖くて「知りません。」と嘘をついてしまいました。後日,この件で警察署から電話があり呼び出しを受けました。職場でも懲戒処分を受けるでしょうか?

2014年7月5日

 事案からすれば,犯罪としては,占有離脱物横領罪ではなく,窃盗罪が成立しそうです。
 犯罪捜査の内容がすべて勤務先公務所に伝わるというわけではないのですが,発覚のおそれがないとも言い切れません。まずは,刑事事件につき,被害者と示談を成立させるなどの手当てを尽くし,不起訴処分となるよう努めるべきと考えられます。
 国家公務員の場合,窃盗では免職か停職処分が指針とされています。免職と停職では処分の重さに大きな隔たりがありますので,停職処分で済むよう,先ほどの被害者との示談も含め,できる手段はすべて採っておくべきでしょう。
 懲戒処分がいったん発令された後は,その処分を変更させることは極めて困難となるので,早急に対応着手されるべきと思われます。


 


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